2024年(令和6年)元旦を襲った能登半島地震。
職務で石川県に1月〜3月と災害派遣にいっていて、ブログもアウトドアも完全に離れる生活。
少しずつ復興が進んできて電気の復旧はなされたものの、実はまだ能登北部(珠洲市)の下水管破損が復旧していない。
東京では今週桜が満開になりつつ、新しい季節とや新しいニュース(例えば今週あった台湾の震災)により記憶が風化していってしまうのが世の習い。
でも、まだまだ復興や被害に合われた方の安心した暮らしが戻るまでには、これからもずっとずっと長い時間が必要になる。
なので、東京に身が戻ってきても、心はすこしだけ石川県に残しておこう。
そんな4月。
春は新緑の季節。
そして野草の季節。
今年はスタートから石川県・災害派遣で仕事詰めだったのですっかり野に繰り出す季節はなかったけれど、美味しい野草たちはまったなし(金沢で少し美味しい料理にはありつけた)
ちょっと改めて野草情報を整理しておく。※筆者は長年の野草ハンターである。身近な場所にも食べられる野草はいっぱい。
春はスコップとビニール袋を持って散歩する不審者になるのであった・・・
①のびる「野蒜」
・実は原産地は日本在来。
・野原や道端、空き地などなど、色んなところに生えている多年草。春先だとすこし早いかも。
・4〜5月頃に、たんぼや畑にいって土手に生えている野蒜をたくさん取ってきて醤油漬けなんかにするといとうまし。
・地中にラッキョのような部分があって、そこがネギのよう。伸びた青い部分も柔らかければそこまで食べられるし、醤油につけておけば最高のごはんのお供になる。
・初夏に白い花が咲くよ。
②ふきのとう「蕗の薹」
地域によるけど、2月〜3月上旬。あっというまにいなくなってしまうけど、
実は「冷凍」できる蕗の薹。
フキの葉っぱの近くに、ポコポコとでてくる。
シーズンのうちは、採れきれないくらいでてきてしまうけれど、洗って冷凍しておけば季節をずらしても蕗の薹の天ぷらを頬張ることができるのは、ちょっとした裏技。
詳しくはこっちに書いたよ。
47.フキノトウは長期冷凍保存出来るよ。春を閉じ込めろ - ライトキャンパーのアウトドアギア(田舎暮らしのNBworks)
天ぷらにすべし!!
④タケノコ
4月〜5月は竹林にいけばガッツリ生えているし、
雨の日の翌日は爆発的に伸びている!!
この筆者撮影の写真の通り、桜の花をみたらたけのこを思い出さなきゃ!
アクがつよいので、しっかり米ぬかといっしょに茹でて穂先のやわらいところを刺し身にしてもうまし。
⑤その他:タラの芽や行者にんにく。
→近所にはあいにくないんだよね。遠くの山にとりにいかないと見つけられないのが残念。
そんなときはイオンの食品売り場に行って・・・笑
無理して野草を摘まず。
気楽に見つけて旬を食すべし。
もちろんスーパーで買うのもよし。
花鳥風月。
季節を愛でる生活が、能登の震災にあわれたかを含めてできますように。
NBWorksのYOUTUBEではアウトドア・野草の動画なんかもあるので、チェックしてみてくれたら嬉しいな。
では、またね。