若い頃と違ってイベントなどがなくたって、日々の移り変わりを愛でることができるような年齢になってきた。
まだ花鳥風月の花と鳥ぐらいまでしかれ愛でていないけれど。もう少しだったらきっと風と月の楽しむようになってくるのだろう。
欠ける月をみて、もうじきあそこに行くのかな(と思うにはまだ壮年すぎる年代なのであった)
盛夏の頃はグイグイと毎日爆発的に成長する夏野菜たちをその青さにエネルギーをもらう。あせもで苦しむ我が子もこれも夏の風物詩。
秋口になれば雲が高くなっていく様をかいまみることができる。
そして、つるべ落とし。迫りくる冬の足音を聞こえてくる頃には白くなった息と、そして我が白髪が増えてきた鏡を見て何かを思わずにはいられない。
父が最近一気に老化が進んできて、曜日を間違えるようになってきた。これも人間の定めである。
春夏秋冬を五感で楽しんでいきたい。