ライトキャンパーのアウトドアギア(田舎暮らしのNBworks)

軽装備、短時間でもアウトドアを楽しむ。そんなYouTube動画や私が使っているアウトドアギアをご紹介。基本一万円以内のアイテムばかりですが秀逸なギアに出会えたときの喜びはひとしおです。

51.男のロマン。ペトロマックス/ファイヤーケトル/ケリーケトル

何のために焚き火をするのか?

それは一重に男の楽しみ男のロマンである。焚き火をしてお湯を沸かす。実に豊かな時間の先に待っているのはおいしいコーヒー。

私が使っているケリーケトル、またの名をファイアーケトル。お湯を沸かしながら焚き火が楽しめる。いや、焚き火をしながらお湯を沸かせると言った方が正解かも。


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ウッドストーブの延長として、その辺にある木々を燃料にして炎を育てる。そして一体型のケトルで作ったお湯。炭と煙の匂いを纏いながら、スモーキーなコーヒーの時間を楽しむ。そんなゆっくりで少し不便な時間を過ごすことができた1日は充実しって言えるだろう。

そう、無骨な「ペトロマックス」は男をくすぐる

アウトドアを続けている中でいろんなブランドを手に入れるようになる。入門編はホームセンターオリジナル商品やイオンなどどこのお店でもかえるColemanや、キャプテンスタッグなんかから初めて、DOD(旧ドッペルギャンガー)や、バンドック、FIELDOOR、そして自分の好みを見つけていくのもまたアウトドアの愉しみ。

私のお気に入りは、幕はWAQやデカトロンかな。スノーピークは高いし、ハイブランドギアは値段気にしてガシガシ使えないしねw

焚火台は節操もなくなんでもござれ(沢山もっている)。

そして誰もが「武骨」として評価するのがペトロマックスではないだろうか。

1910年にドイツで創業した灯油ランタンのブランドです。灯油の“PETRO" と開発者の”MAX" を合わせたブランド名は圧力式灯油ランタンのオリジナルとして世界の人々から支持され、その製品は当時とほとんどモデルチェンジなしに現在に至っています

そう。ペトロマックスと言えば、まず最初に出てくるのは灯油ランタンかな。それが代名詞。

 

 

2014年(平成26年)

  • ドイツの灯油ランタンブランドPETROMAXがダッチオーブンや焚き火ストーブ等新製品を続々に発表
  • キャンプブームの高まりにつれてPETROMAXの販売が伸び始める

そして、不朽の名作「ファイヤーケトル」のご紹介。こいつの500mlのお湯を沸かせるファイヤーケトルfk1を愛用している。

YOUTUBEで知り合って仲良くしてくれる心優しきSaraチャンネルのサラママが2000人到達の御祝いに送ってくださった。なので余計に愛着の枠、ずっと大事にしたい逸品。

製品型番 12543
色 シルバー
素材 アルミニウム
製品サイズ 20 x 20 x 38 cm; 615 g

構造は至って簡単、中央部が空洞になった二重構造。その壁面で水を温めお湯にするじつにシンプルな仕組み。これがすごい。見る見るお湯が沸く。

そりゃそうだ、内面にすべて炎があたる。炎のロスがない。

つまり燃料も少なくて済む。会ってほしくはないけれど災害があったらすぐに使える効率アイテム。形もかっこいい(可愛らしさもある)、そして実用的。機能美があるギアがたまらなく好きだ。

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一般的なやかんと比べて、煙突効果でケトル内部からカロリーを受けて極めて加熱効率が良く、お湯がすぐに沸くという。そして、焚火部分はひっくり返すと、本体に収納することもできる。あと、けとるにハンドルもついている(そりゃそうか、ケトル=やかんだもんな)。f:id:NBworks:20230301213458j:image

落ちている小枝や松ぼっくり、くずがみなどを燃料に、少ない火種でもお湯を沸かせる優れたアイテム。真ん中に穴が開いているから「煙突効果」で炎は高くあがる。つい見とれてのぞき込むと熱風や炎で眉毛が飛ぶので注意しなければ・・・(実体験)

ちょっと豆知識。「煙突効果とは」(By:ウィキペディア。なんだよウィキかよw)

煙突効果(えんとつこうか、stack effect)とは、煙突の中に外気より高温の空気がある時に、高温の空気は低温の空気より密度が低いため煙突内の空気に浮力が生じる結果、煙突下部の空気取り入れ口から外部の冷たい空気を煙突に引き入れながら暖かい空気が上昇する現象を言う

原理

煙突効果は、充分な重力が作用している場において、以下の3段階で説明される。

  1. 空気の密度は、温度が高いほど低くなる。煙突内は外部より高温のため、外部より空気の密度が低下するため浮力が生じる。
  2. この浮力により煙突下部で ΔP の圧力差が生じる。
  3. この圧力差により、煙突下部の空気取り入れ口から毎秒 Q の冷たい空気が給気され、同時に暖かい空気は煙突内を上昇して排気される。

 

ケトルを載せてから火をつけるのではなく、最初はケトルを上に載せずに、小枝や割り箸などに火を付けて、ある程度炎が立ち上がってから、ケトルを載せる。燃料は上から投入できる。あとは加減しながら燃料を投下していくとあっという間にお湯が沸く。

何などのその形のカッコいいこと。

やはり心が躍る気やというものはエロいね。

注ぎ口は沸騰してくると笛付きケトルと同様な音を出し、離れた場所からの確認が出来る。お湯ができるとピーーーーーーっと知らせてくれる。

こいつで野営してる動画。こんなふうに楽しんでいるよ。


www.youtube.com


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